悲しみを抱えながら共に生きていく

もくじ
遺族による震災フォーラム
今日は、震災により子どもを亡くした親の集い「つむぎの会」主催による震災フォーラムに参加をしてきました。
震災後、同じ悲しみ、同じ苦しみを語り合い支え合い生きてきた親御さんたちのお話しは、「感想」というもので言葉を並べることに躊躇してしまうほど私の中に「大きな何者か」として入ってきました。
遺族の方々の声
いい死に方をしたんだ
公務員だった息子。
最後まで避難の誘導をして職務を全うした息子。
いい死に方って、誰にとって? なぜ? どうして?
次々と起こる自分への問いかけ。
それでも今、生きています。
いつかは会えると信じている
真っ暗のなか。
針の穴のような光をやっと見つけて生きている。
いつか、息子に会えるという希望だけは失いたくない。
忘れられ始めているのか
8年経ち、参加者が少なくなっている。
忘れられ始めているのか。
2ヶ月、3ヶ月連絡が無いときは、お互い電話を掛け合ったりして支え合っています。
当事者ではない者として
何ができるのだろうか?とついつい考えてしまいがち。
でも、こちら側で出来ることを考え提供していくのではなく、、相手側が求め、必要としていることに協力をさせて頂くという事が大切なのではないかと思います。
その人の悲しみは、その人にしかわからない。
だから、こちらの計りで計ってはいけないのです。
どんな感情もその人にとっては大切なものですから。
