悲しみを抱えながら共に生きていく
もくじ
遺族による震災フォーラム
今日は、震災により子どもを亡くした親の集い「つむぎの会」主催による震災フォーラムに参加をしてきました。
震災後、同じ悲しみ、同じ苦しみを語り合い支え合い生きてきた親御さんたちのお話しは、「感想」というもので言葉を並べることに躊躇してしまうほど私の中に「大きな何者か」として入ってきました。
遺族の方々の声
いい死に方をしたんだ
公務員だった息子。
最後まで避難の誘導をして職務を全うした息子。
いい死に方って、誰にとって? なぜ? どうして?
次々と起こる自分への問いかけ。
それでも今、生きています。
いつかは会えると信じている
真っ暗のなか。
針の穴のような光をやっと見つけて生きている。
いつか、息子に会えるという希望だけは失いたくない。
忘れられ始めているのか
8年経ち、参加者が少なくなっている。
忘れられ始めているのか。
2ヶ月、3ヶ月連絡が無いときは、お互い電話を掛け合ったりして支え合っています。
当事者ではない者として
何ができるのだろうか?とついつい考えてしまいがち。
でも、こちら側で出来ることを考え提供していくのではなく、、相手側が求め、必要としていることに協力をさせて頂くという事が大切なのではないかと思います。
その人の悲しみは、その人にしかわからない。
だから、こちらの計りで計ってはいけないのです。
どんな感情もその人にとっては大切なものですから。
宮城県在住。夫・大学3年生の息子・大学1年生の娘と4人家族。
私自身の子ども時代の親との関係性から常に生きづらさを感じると共に、病気を繰り返す人生。
45歳を目前に、重度ストレス症から大病を患い、自身の人生を見直したいと思い心理学の道へ。
その後、心理学の学びと、カウンセリング・心理セラピーを受けていく中で、生きづらい人生から生きやすい人生へと転換。
自身の経験(虐待、ネグレクト、いじめ、不登校、過食症、親の看護・介護)と心理学、カウンセリング、心理セラピーで、共感・寄り添い・伴走を大切に生きづらさを抱えている方をサポート。
「生きることをあきらめないでという願いをこめて」