「子どもはまだ?」の言葉に苦しんだ日々
もくじ
結婚したんだから次は・・
今日は息子の22歳の誕生日。
息子は結婚をして6年目に授かりました。
結婚をして2年目を迎えようとする頃からよく職場や、周りの人にあいさつ代わりのように、聞かれていた言葉が
「子どもはまだ?」
始めの頃は「まだなんです」と心穏やかに答えてはいたものの、3年、4年経った頃には、人と会うたびに「また、聞かれるのかな」と不安な気持ちになるように。
5年目を迎える頃には、子どもを持つことを諦め始め、夫婦2人の人生も、それはそれでいいのではないかと、思えるようになり、「子どもはまだ?」の言葉に対して「何かできないんだよね、子どものいない人生も有りかなと思って」と言えるようになりました。
何気ない言葉が時には人を傷つけている
私に「子どもはまだ?」と、その時聞いていた人たち。
ただ、純粋な気持ちで、聞いてきたと思うのです。
決して私を傷つけようとして言ったことではなかったと思います。
でも、知らず知らずのうちに相手を傷つけていることってあるんですよね。
自分が経験していないとわからないことって多々ありますものね。
ある意味、仕方がないことでもあると思います。
そして、私は、この時の経験から結婚をした人に「子どもはまだ?」って聞くことはしないようにしているのです。
もし、この言葉を言ったら
日常の会話で「もしこの言葉を言ったら」相手は、どんな気持ちになるだろうかと、言うまえにチョット創造してみてはいかがでしょうか。
そうすることで、もしかしたら、相手を傷つけなくて済むかもしれませんね。
宮城県在住。夫・大学3年生の息子・大学1年生の娘と4人家族。
私自身の子ども時代の親との関係性から常に生きづらさを感じると共に、病気を繰り返す人生。
45歳を目前に、重度ストレス症から大病を患い、自身の人生を見直したいと思い心理学の道へ。
その後、心理学の学びと、カウンセリング・心理セラピーを受けていく中で、生きづらい人生から生きやすい人生へと転換。
自身の経験(虐待、ネグレクト、いじめ、不登校、過食症、親の看護・介護)と心理学、カウンセリング、心理セラピーで、共感・寄り添い・伴走を大切に生きづらさを抱えている方をサポート。
「生きることをあきらめないでという願いをこめて」